目次
ひとりになったら玄米ご飯
うちのご飯は玄米ご飯。子どもたちと一緒の時は白いご飯でしたが、ひとりになったら玄米ご飯。
というより、オーストラリアじゃ玄米=brown rice は高いのです!
(玄米がbrownだからといって、白米はwhite riceってことはありません。ただのriceです。)
白米なら5㎏入りとか10㎏入りとかがあって、時には10㎏14ドル、つまり1kg 130円ぐらいの特価で売っていることもあります。そういうのは供給過剰で残った古米かもしれませんが。
今、オーストラリアの2大スーパーマーケットのひとつ、Woolworths のサイトで調べたら、白米10㎏入りが通常24ドルのところ、15ドル、
玄米は5㎏入りが13ドル50セントです。ね、高いでしょ。
1㎏入りなら3ドル20セント、2kg入りなら5ドル。
だから私にとって玄米ご飯は贅沢品でした。
日本に来たら、玄米は白米と同じ値段です。車で5分の農協の直売マーケットに行けば、量り売りの玄米が並んでいて、普通の人がそれを買うと量ったあとで、精米して渡してくれます。
私はそのまま受け取ります。
つまりこの状況では、白米は、ぬかが減る分だけ玄米より高いのですね(笑)。
しかし、忘れてました! 私がいくら農協の産直市場で一番安い1㎏300円前後のお米を買っても、オーストラリアより高い!
つまり、私はずうっとこの3年間、贅沢をしていたのか…
日豪コメ事情
オーストラリアで一般に出回っているお米は、だいぶ前からmedium grain rice(中粒米)と袋に書くようになりました。
30年前は書いていなかったような気がします。short grain と呼びならわしていたのが、いつの頃からか、名前が変わった…
うがった見方をすると、この背景には日本の一般的な米の味が変わって、オーストラリアの米の味とかなり違ってしまったことがあるのではないでしょうか。
まあ、一言でいうと、オーストラリアの米は今の日本人にはまずい!わけです。
日本ではコシヒカリ、ササニシキ系のタンパク質の多い品種、もち米に近い品種がほとんどになりました。
対するにオーストラリアでは、明治の終わりに高須賀穣が持ってきた米の品種をそのまま栽培し続けているのではないかと思われます。
3年前実家に住み着いた当時、オーストラリアの米の味が懐かしかったです。
要するに私が移住した30年前はまだ日本とオーストラリアの米の味にそれほど乖離はなかったのです。
どうせ、当時、子育て世代の若い母親だった私はコシヒカリなど買ってませんからね。
玄米を炊く
玄米は白米と同じように炊くと、かたいです。だから、圧力なべで炊くとかいろいろあるようです。
確かに圧力なべで炊くともっちりして、おいしいでしょうが、電気釜(今はもしかしてそう呼ばない? 炊飯器? 炊飯ジャー?)で炊くような便利さ、「セットしておけばほうっておいてもOK」がありません。
ネットで教わったのが、水の量を白米の倍にするというやりかた。米の量が1合なら、2合のマークのあたりまで入れる方法です。
私は2倍より少なめ、米を1.5合入れて、2.5合のマークあたりまで水を入れています。
これで、ちゃんと普通のかたさのご飯ができます。つまり手間も食感も白米と変わりません。
玄米用の炊飯器にはいろいろある!
超高圧炊飯器「なでしこ健康生活」
ご飯を炊くだけではなく、圧力なべとしても使え、ホームベーカリーにもなるという便利な商品です。
最短19分でご飯が炊けるそうですから、うちの炊飯器の1時間?くらいかかるのに比べたら、雲泥の差。
お値段は59,800円(税別)とお安くはないですが、これらの機能をもった製品をバラバラに買うことに比べれば、場所も取らないし、いいんじゃないでしょうか?
各種女性週刊誌に紹介されたそうで、10万台売れたということです。へーえ。
超高圧炊飯器の詳細はこちらから。
Cuckoo New 圧力名人 DX。
こちらは内釜がステンレスだそうです。普通はアルミですよね。丈夫で長持ちが期待できる?
お焦げメニュー付きだそうで、おこげが人為的にできるようです。
こちらもパン作りに役立つということですが、発酵に役立つだけなのか、焼くところまでできるのかはナゾです。
内釜の中に型を入れるのでしょうか?
この製品は3年間のメーカー保証付きで、故障の際は新しい製品と交換してくれます。
お値段は115,000円(税別)。これはもう趣味の域の炊飯器かもしれません。
発芽酵素玄米炊飯器 Cuckoo New 圧力名人
同じ圧力名人でも、DX(デラックス)がつかない商品もありました。
スイッチひとつでおいしく炊き上げるので、簡単に発芽玄米や酵素玄米が食べられるとのことです。
発芽玄米というのは知っていましたが、酵素玄米という言葉は知りませんでした。
ただ、酵素もタンパク質なので、消化管内でアミノ酸に分解されます。だから体内でそのままの形で使えるわけではないのですが、どういうふうに役に立つのでしょうね?
ともかくおいしそうなものが手軽にできて、楽しめます。
価格は59,800円(税別)です。
詳細はこちらから。